近代文学の達成B 1

 
担当講師 学期 曜日 時限 教室
位田 将司 秋学期 2限  

成績評価方法


みんなの評価


総合
単位の取りやすさ
GP(成績)の取りやすさ
内容の充実度
授業要旨
「日本近代文学」というジャンルは自明なものとして存在していたものではなく、政治・経済・文化という諸ジャンルとの交錯のなかで構築されてきました。「文学」を成立させてきた、このような(諸構造=システム)を歴史的に学ぶことにより、「文学」を具体的な観点から分析していきます。例えば、近代的な「自我」や「アイデンティティ」あるいは「感情」などは、人間に元々備わっていたもではなく、「文学」という言語の(諸構造=システム)が、歴史的に作り出して来たということがわかるはずです。つまり、「文学」は言語システムによって人々が「共同体」を作り出すための「芸術=技術」そのものを作り出していたのです。この(諸構造=システム)を学ぶことで「文学」が他の「社会システム」(経済学など)とも互いに接続し合っていることがわかります。そして、「文学」が単なる知識や教養なのではなく、読む者、書く者自身を常に変化させる「力」を持つものとして理解できるようにします。ただし、「文学」を具体的に分析するには、実際にテクスト(作品)に触れることが不可欠です。本講義では、「明治」から「大正」へと改元される1910年代から、日本の「近代」がグローバルな意味で確立する、1930年代のテクスト(作品)を扱います。この時期の「日本近代文学」は、アヴァンギャルドから労働(者)の「文学」まで、2010年代の「現在」の社会の諸問題とも深く関わっています。文学史をはじめとする概念的な説明はもちろんですが、実際のテクスト(作品)を読み解くことで、テクストの持つ問題点や可能性を考えていきます。

授業情報は常に変更がございます。特に履修時は、必ず公式シラバスや履修登録ページで確認してください。

この授業はまだレビューされていません。

レビューする!

もし、この授業を履修したことがあれば、簡単なレビューをしていただけませんか?

レビューはログイン後にできます